皆さんこんにちは!
ほぐし&リラックス八王子店です♪
本日は、四十肩・五十肩の方におすすめの対処法をご紹介致します。
突然ですが、下記のような事例はございませんか?
・突然肩に痛みが走り、腕が上がらなくなってしまった・・・
・上着の袖に腕を通すのが辛く、腕が上がらない
・夜寝ようとすると肩の痛みで眠れない・・・
上記の事が起こったら、四十肩・五十肩を疑った方が良いかもしれません。
四十肩・五十肩は正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩こりとは別物です。
肩こりが筋肉の疲労や血行不良が主な原因なのに対して、四十肩・五十肩は加齢による肩関節の炎症が主な原因とされています。
時間経過で自然と治ることもありますが、放置すると関節が癒着して動かなくなってしまうこともあり得ます。
そのようなことにならないように、予防をしっかりしておきましょう!
四十肩・五十肩を改善するには、筋肉を動かすことがとても重要です。
ただし、動かし方を間違えてしまうと痛みを悪化させてしまいますので、十分注意して動かす必要があります。
肩関節は腕の重さと重力の負荷に耐え、腕が抜けないように支え続けています。
その状態から腕を上げたり重い物を持つような重力に抗う動きすると、肩関節に大きな負荷をかけることになります。
今からご紹介するのは、関節に余計な負担をかけずに血行を良くする体操です。
これらの体操を無理なく行って、四十肩・五十肩と向き合っていきましょう!
・腕ふり体操
始めに片手をテーブルなどについて上半身を少し前屈みにする体勢を取ってください。
もう片方の手をだらんと垂らし、そのまま前後左右に10〜20回程度小さくゆすります。
この時の腕の重みと反動が非常に重要です!
無理がなければ円を動く動きにもチャレンジしてみましょう。
痛みがない場合はペットボトルなどを持ち、少し負荷を上げるとさらに強化できます。
・肩甲骨の上下体操
肘が曲がらないように注意しながら、手首が肩の真下にくるよう四つん這いの体勢になります。
この体勢は腕に重力の負荷をかけずに肩関節を安定させる姿勢です。
手首が痛い人は手を握りグーの状態でカラダを支えたり、手の下に柔らかいタオルなどを敷いて手首を守るようにしましょう。
次に肩甲骨を頭の方へゆっくりと近づけていきます。この時にも、肘が曲がらないように注意してください。
また、この際に肩甲骨だけを動かすのがポイントです。頭・背骨・骨盤は動かさないようにしましょう。
耳と肩を近づけるような、首をすくめるような感覚でやっていきましょう。
続いて、肩甲骨を臀部の方へと戻していきます。耳と肩との距離が広がって背骨が伸びていくような感覚です。
この肩甲骨を上下させる一連の動きを5〜10回程度繰り返します。
重力の向きと動きの向きが異なるため難しく感じるかもしれませんが、頭の中で動きをイメージしながら行ってください。
四つん這いでの体操が難しいと感じた方は、椅子に座った状態で行いましょう。
この時、姿勢を正し、両手を体側にだらんと垂らして、背骨を動かさないようにして肩をゆっくりと上下に動かしましょう。
四つん這いの場合と同じ動作ですが、座位の方が腕の重さの分、負荷が大きくなります。
しかし、重力の向きと動きの向きが同じため、四つん這いで行うより楽に感じるはずです。
四十肩・五十肩だと寝返りを打つときに激痛が走り、痛みでグッスリ眠れないという方も多いでしょう。
そういったお悩みをお持ちの方は、是非パジャマの中の肩部分にタオルを入れてみてください。
肩の固定をすると四十肩・五十肩にとっては大敵である、首から肩にかけての冷えも予防します。
冷えに立ち向かうにあたり、身体の内側からも予防をしていく場合は
血行を促す、生姜、長ネギ、シナモン、葛などの食材がおすすめです!
四十肩・五十肩は、血行や代謝をアップさせることで治癒を促し、痛みを和らげる効果が期待できます。
逆に、生ものや冷たいもの、水分代謝を滞らせるもち米やギンナンなどは控えた方がよいでしょう。
その他にも、日々の簡単な体操や食べ物に加えて漢方薬を取り入れる手段もあります。
大人になるにつれ、長時間のデスクワークや人間関係のストレスなど、血流や気の巡りを悪くする要因が増えていきます。
漢方薬では、そういった要因にアプローチするものや、肩こりや四十肩・五十肩に効果があるものもございますので、お試しください。
様々な方法で四十肩・五十肩と向き合い、改善への道を歩んでいきましょう!