カテゴリ:町田店
みなさん、こんにちは(^^)/
今回は、【肋間神経痛】についてお話していきたいと思います!
肋間神経痛とは、ろっこつに痛みが生じることを指します!
肋骨は、12対の胸椎に対応して左右に12本あり、背部で胸椎の突起と関節を作り、弓なりに曲がって、胸部の中央で胸骨と関節を作っている骨です!
胸郭という臓器を守るカゴを形成しています( ..)φメモメモ
肋間神経は、各肋骨の下縁に沿って肋間を通り、胸郭の筋、腹壁の筋を支配し、胸腹部の前面と側面の皮膚まで伸びていきます!
この肋間神経の走行に沿って激痛が生じる疾患が肋間神経痛です!
肋間神経痛は原因不明な突発性の肋間神経痛と、脊椎の疾患によるものなど原因が明らかな続発性の肋間神経痛に大別されます!!!
続発性の肋間神経痛の中で特に多いのは、帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染による帯状疱疹が原因となって起こるものです!
帯状疱疹は局部に多数の水疱ができて、神経痛に類似した痛みや肩こりなどの症状を引き起こします(:_;)
・肋間神経痛のよくある原因
肋間神経痛には疲労が原因で起こるもの、風邪が原因で起こるもの、打撲による内出血、圧迫骨折、筋肉の炎症などによって起こる場合もありますが、これらの原因で発症する場合は稀です!!!
また、ホルモン分泌のバランスが悪くなることで、肋間に痛みが生じることもあります。。。
例えば代謝を上げる作用のあるアドレナリン、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されていますが、このホルモンのバランスが崩れても痛みが生じるのです!
狭心症も肋間神経痛と類似した症状を示すことがあります!
肋間神経なのか、一過性の肋間周囲の痛みなのか、下記3点の確認をします!
①発症部位の確認
肋間神経痛は第5肋骨から第9肋骨に発生することが多いので、症状がそこに生じているかを確認します。
また、肋間神経痛は片側だけに起こるのでこの点も併せて確認をします。
②痛みの種類の確認
肋間神経痛では、筋肉がよじれるような、胸が締め付けられるような激痛が走ります。
特に女性の場合は乳頭の周囲などに激痛が走るので、このような痛みであるかどうかを確認します。
また、肋間神経痛の方は振動に対して敏感で、軽く肋骨を叩く程度でも神経に響きを感じるので、これを確認します。
③痛みの度合いを確認
肋間神経痛は、患部に軽く触れると痛みが発生しますが、さらにその部位を圧迫していくと反対に痛みが軽減するので、
触診によって確認します。
また、肋間神経痛と狭心症の鑑別も重要です!
肋間神経痛は呼吸や咳に伴って激痛が起こるので、呼吸時や咳をした時に痛みが生じているかを確認する必要があります。
肋間神経はすべての肋骨の下を走行していますが、肋間神経の分布する全領域にまたがって症状が出ることはないため、まず部位を特定する必要があります!
部位を特定しなければ治療効果は上がらないのです!( ..)φメモメモ
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