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□背伸び□
2021.01.11
□背伸び□
こんにちは。
ほぐし&リラックス湘南台店です。
本日は背伸びについてのお話です。
自分の身体で健康的に動ける状態をいかに長く保つかで、高齢期の意味合いは変わってきます。
動く身体を維持するためには、どうすればいいでしょうか。
「答えは単純。正しい姿勢でいることです。正しい姿勢とは、効率よく体を使える状態のことなのです」
じつは多くの人の身体が間違った姿勢によって歪んでいるという。体の歪みはあらゆる不調のもと。歪みを直せば、
慢性的な不調が解消され、無理なく動ける身体になれるはずです。そのためには正しい姿勢を取り戻すために、"背伸び"をおすすめです。
たったそれだけ? と思うかもしれないが、そこには深い理由があります。
「なぜ背伸びかというと、頭を正しいポジションに持ってくるのにいい方法だからです。重い頭が体の中心からずれていると、
全身のバランスを修正するために首から下の筋肉が緊張して体が歪んでしまいます」
背伸びをすることで頭が上に引っ張られ、自然と正しい位置に戻ります。
背伸びは一日何回でもやる。
思い立ったときに、わずか30秒。仕事中でも、人目があるところでも、朝起きてから就寝前まで何度でも背伸びをしよう。
「一日数分の運動でも、わざわざその時間を作るとなると続かないもの。その点、背伸びはいつでもできます。洗濯や料理を始めるとき、
トイレに立つときなど、生活のなかに背伸びを組み込んで習慣にしてください。呼吸は自然に、息さえ止めなければOKです」
集中していた作業が終わったときなど、体をリフレッシュさせたいタイミングで、
思わず"伸び"をすることがあると思います。
背伸びをすると、丸まっていた背骨が一気にぐーんと伸び、後ろに倒れていた骨盤が真っ直ぐ立つことで、
体にとって理想的な背中のS字カーブが復活します。
すると、全身の循環がよくなり、滞っている疲労物質が流れて、疲労のリセットにつながるのです。
そこでおすすめしたいのが「15秒背伸び」です。とても簡単なので、さっそくやってみてください。
1 体を揺らして重心を真ん中にする
まず、足を肩幅に開き、つま先を正面に向けて立ちます。足指を浮かせた状態で、体を左右に軽くゆらし、
2~3往復したら体の真ん中で止まります。さらに、同じ要領で前後に体をゆらして真ん中で止まります。
こうすることで、重心が真ん中にくる感覚を探します。この状態をキープしたまま、足指をそっと下ろしましょう。
2 手を組んで裏返しゆっくり上へ伸びる
体の前で両腕を組み、手のひらを裏返します。手の甲を見たまま、手のひらが天井を向くように、
ゆっくりと顔と腕を伸ばしながら上げていきます。上まであがったところで、顔だけ正面に戻します。
あがっている手と足が引っ張り合うように思い切り伸びをしましょう。
細くなったお腹をキープしたまま、ゆっくりと手を下していきます。
このときできれば、指先を遠くに伸ばすようにしながら、腕を下ろして。
腕を上げて下ろすまで、15秒くらいかけて、ゆっくり体を伸ばしてください。
そして「体が伸びているな」と、感じられればとても良く出来ている証拠です。
デスクワークの後や、家事の合間など、こまめに行うことで体に溜まった疲れがリセットされます。
立って行うのが難しいときは、座ったままでも大丈夫です。座って行うときのポイントは、腰を丸めずに伸ばし、
「坐骨」をしっかり意識して立たせること。坐骨とは、お尻の下に手を入れて触ったときにグリグリと感じる骨のことです。
この坐骨を、イスの座面に突き立てるように座り、思い切り伸びをしましょう。
座っている時間が長いと、つい背中の丸まった姿勢になりがちです。伸びをすることで体の循環をよくし、
疲労をリセットさせましょう。
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