こんにちは。ほぐし&リラックス湘南台です。
人間の土台と言える足。立っているときは足全体でしっかり地面や床を捉え、歩くときは踵から足指の先まで流れるように運動を行って身体をバランス良く支える機能があります。また、足に分布している深部知覚は、足の位置や足に掛かる圧力・重力などを感知し、その情報を脳・脊髄の中枢へ送ることで身体の姿勢や運動のバランスを保つためのセンサーとしての役割があります。しかし、その機能を十分に使えていない方が多いのが現実です。足の使い方やバランスの異常として子どもから大人まで広く見られるのが浮き指です。浮足は不安定な歩行や不良姿勢の原因となってトラブルを起こす事があります。
■浮き指とは
指に力がかかっていない状態=「浮き指」となります.具体的には,足指が浮いていて地面に接していない,足指を浮かせて指の付け根部分で歩いてしまう歩き方をしている人は浮き指になっています.自覚症状がないのも浮き指の特徴でもあります.
■浮き指の原因
現代の環境は昔のようの裸足で歩くことが少なく,靴下で足を覆い,靴を履いてしまうため,足指の力が退化しやすくなっています.また歩く機会が少なくなると,足指の力も衰えます.弱った足指の足で靴を履き歩こうとすると,靴が脱げないように無意識のうちに足指を靴の内側に引っ掛けるように指先を上げたまま,足を運ぶといった癖がついてしまいます. 中高年では,80%の人が浮き指になっているといわれています.
■歩くときの足指の役割
歩くときは足指で地面をしっかり踏んで蹴ることで,前へ進みます.足や腰の筋力をバランスよく使う始点にもなっているのです.しかし,この浮き指の状態が続くと,体重を上手く支えることが出来ずバランス良く筋肉を使えなかったり, 膝などの関節に負担がかかりやすくなり,腰痛・ひざ痛,危険な転倒 につながるといわれています.
■自分が浮き指かチェックしよう!
次の項目が当てはまる方は、浮足の可能性が高いです。
〇足の親指が 90 度以上反ってしまう
〇足指の背にタコができている
〇足指の付け根の部分(足裏)の皮膚が固く分厚くなっている
■浮き指の改善方法
◎足指ストレッチ
1.足の指を広げて,手の指を,足の甲から足裏に向けて,足の指 の間に挟むように入れます.
2.手の指を握り込むようにすると,足の指もつられて丸まります.
※ストレッチは毎日行い、痛みを感じる場合は,浅めに手の指を入れたり加減し、徐々に負荷をかけていくようにしてください.
◎足指力トレーニング
〇タオル寄せ運動 床にタオルを敷いて,タオルの上に立ったまま足の付け根を深く曲げる意識でタオルを引き寄せていく。
〇グーチョキパー 足の指を内側に丸めてグー,次ぎにその状態で親 指だけを立ててチョキ,最後に足全体を床に付け てパーにして,足の指の運動をする.
毎日の健康は足元から。また明日も頑張れますように。。。
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