「インナーマッスル」について

〇良い姿勢のためにインナーマッスルを!

スッと伸びた背筋で歩くと格好がいいですよね。姿勢の良い人は年齢に関わらず若々しく見え、憧れます。姿勢のいい人と悪い人、からだの使い方にどんな違いがあるのでしょうか?また、姿勢をよくするためには、どこの筋肉が大事なのでしょうか。
姿勢を美しくするため、またよい姿勢をキープするためには、からだの"軸"を整えることが大事です。からだの中心である軸がブレてしまうと、姿勢が崩れてしまいます。つまり、軸をいかに固定できるかが、よい姿勢づくりにおいては非常に重要なのです。その軸を支える筋肉のことをインナーマッスルと言います。

〇インナーマッスルとは
インナーマッスルとは、どんな筋肉を指すのか、いまひとつピンときていない人も多いかと思います。インナーマッスルとは、"からだの奥深く(深層部)にある筋肉の総称"。からだの内側にある筋肉のことです。からだの奥にあるインナーマッスルは、関節の位置を調整したり、腱と骨のつながりを支える重要な筋肉です。多くは骨の近くにあって、姿勢やなめらかなからだの動きなどをサポートします。
このインナーマッスルのやっかいなところは、深層部にあるため、ふくらはぎや腕の筋肉などとは違って、ひと目ではわからないという点です。自分のインナーマッスルが十分にあるのか、または足りていないのか、その量は外から見てもわかりません。その代わり、姿勢や動きなどに如実に現れるのです。インナーマッスルは、別名"姿勢保持筋肉"とも言われます。

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〇インナーマッスルの影響

特に姿勢に影響を与えるインナーマッスルは、上半身と下半身をつなぐ骨盤、背骨周辺にあります。インナーマッスルが弱ってきたり、左右のどちらかが緩んでくると、脊柱をまっすぐに支えられなくなり、姿勢に悪影響を与えてしまうのです。

インナーマッスルが姿勢に大きな影響を与える理由はもうひとつ。人間のからだの軸のなかには、多くの臓器があります。もしもこの部分に骨しかなかったら、内臓は飛び出てきてしまいます。からだの軸にある内臓は、インナーマッスルによって支えられているのです。ですから、インナーマッスルが弱ってくると、内臓が下がり、ぽっこりお腹の原因となったり、内臓の位置がずれることで、本来ない位置に空洞ができてしまいます。それによって、からだの機能も低下し、便秘などを引き起こすこともあります。インナーマッスルは、内臓を正しい位置におさめるコルセットのようなものだと言えるでしょう。インナーマッスルが強いと、内臓は正しい位置に納まり、機能が正常に働くばかりか、姿勢もよくなり、ウエストのくびれも生まれるなど、見た目の美しさにも影響します。


いい姿勢を支える筋肉、インナーマッスル。外側からは分からないのが、もどかしくも感じますが、その状態は"姿勢"に現れているのですね。
正しい姿勢で明日も頑張れますように。。

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