ガスが溜まり、お腹が張ってしまうという人はいませんか？「おなら」がでそうになりつつも我慢せざるを得ないということもありますよね。原因と対策を知って改善しましょう。

お腹が張る原因

1.便秘

便秘になってしまっていると、体が便を出そうとしておならが増えてしまいます。また、食欲低下も起こりやすくなります。ストレス性の腸炎になっている場合にもこうした便秘を引き起こしたり、お腹が張ってしまいおならが我慢できなくなったりすることがあるのです。ストレス起因の便秘などによるガス溜まりであるということも考えられます。

2.呑気症

食事のときや話をするときに空気を飲み込んでしまうことを呑気症といいます。お腹に空気がたくさんはいりこんでしまい、体が余分な空気を出そうとしてゲップやガスが出ます。お腹の張りが気になるという人は自分に空気を飲み込んでしまう癖がないか確認してみると良いでしょう。

3.我慢のしすぎ

おならやゲップを我慢した場合、そのおならやゲップはどこにいってしまうのでしょう。実は胃や腸に溜まってしまい、お腹が張る原因になってしまうのです。おならやゲップは我慢せずに出してしまったほうがお腹の張りもなくなります。我慢をしすぎることによって体に有害物質がまわって病気になるということはないようですが、お腹の張りや不快感に繋がりストレスになります。

おならが臭い原因

おならが我慢できないという人たちの中にはおならが臭くて困っているという人も多いでしょう。これは体内で悪玉菌が多くなってしまっていることが原因です。お腹の悪玉菌を外に出そうとする働きからおならが臭くなるのです。おならは硫化水素という有害物質が含まれることによって臭くなります。必然的に便も臭くなる傾向にあります。悪玉菌はタンパク質と結びつくので肉を食べすぎると臭いおならがでてしまうことがあります。食生活の偏りや乱れが原因となって便が臭くなってしまうのです。

ガス溜まりによるお腹の張りの対策

１つ目、便秘を改善するために食物繊維をとるようにしましょう。ごぼう、大根、キャベツ、海藻などをはじめとする野菜などを中心にとることによって腸内の環境が整い、便が出やすくなります。また、アルコールのとりすぎや揚げ物の食べ過ぎには注意が必要です。乳酸菌を多く含むヨーグルトや発酵食品を食べるようにして腸内の環境を整えることが大切です。そうすることで、ガスも溜まりにくくなり、便やおならの臭いも気にならなくなります。

２つ目、食後すぐに横になってしまうことを避けましょう。ゲップやおならが出ることを妨げてしまう原因になります。

３つ目、呑気症を防ぐために、ガムを噛んだり、食べ物を食べるときに空気まで一緒に飲み込んでしまうことのないように気をつけましょう。また、呑気症は噛み締め癖がある場合にも起こりやすいといわれています。日常的に自分が歯を食いしばる傾向がないかも確認してみましょう。

４つ目、生活習慣を見直し、体に優しい生活を送りましょう。ストレス過多になると、胃腸がやられてしまうことが多く、体への影響が大きいです。ヨガなどのストレッチはストレス緩和のみならず、体の臓器の働きを促進する役目もあります。気分転換やリフレッシュも含めたガス対策として実践してみると良いでしょう。

５つ目、姿勢や骨盤矯正で身体のバランスを整えましょう。体の軸が曲がってしまっていたり、骨盤、仙骨に歪みが生じていたりする場合にはガスが溜まりやすい傾向があります。また、同じ姿勢でデスクワークなどをしている場合にもこうした体の歪みによるおならやゲップの増加、お腹の張りなどが発生することもあります。

ガスやお腹の張りは人にも相談しにくいことでもあり、一人で悩みを抱えてしまっていることもあるでしょう。ストレス起因のガス溜まりやお腹の張りである場合には生活習慣の改善のみならず、メンタルヘルスの改善が必須となります。自分の心と身体とのバランスを整えて健康を保つことがガス溜まりやお腹の張りをなくすことに繋がります。

明日も頑張れますように。。。