「噛む」といいことたくさん

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こんにちは。ほぐし&リラックス湘南台店です。

多くの人は「よく噛んで食べる」ということは良いことだという認識はあると思います。では、「かむリズム」も大切だということはご存知でしょうか。

「かむリズム」とは
「かむリズム」は、リズム運動のように一定のリズムでよく噛むことです。
よく噛むことで
① 唾液量が増え、ウイルスなどの外敵が体内に侵入しないよう防御する効果
② 脳を刺激し活性化させる効果
③ ホルモンの分泌を促す効果
④ 自律神経のバランスを整える効果
⑤ 腸内環境をよくする効果
などの健康効果が得られることがわかっています。しかし、現実には、パソコンやスマホを見ながらの〝ながら食べ〟や、早食いなどによる不規則な噛み方で食べている人が多いのではないでしょうか。
唾液を出すことでなぜ抗ウイルス・抗菌効果が得られるのでしょうか?
「腸内免疫」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。腸には免疫細胞の7割が存在し、それらが体内に入り込んだウイルスや細菌と戦ってくれるのです。じつは唾液の中にも、免疫物質が存在します。口の中に入ってきたウイルスや細菌などの異物に対する最初の防御機構であり、異物と即座に反応し、体内に入り込むのを阻止します。唾液の量を増やせば、おのずと免疫細胞量もアップすることが、実験のデータで明らかになっています。そして、唾液量を増やす最も手軽で効果的な方法が、噛むことなのです。腸内免疫を上げるために腸内環境を整えるには3~4ヵ月かかりますが、唾液量は噛むことですぐにでも増やすことができます。普段の食事で噛む回数を増やしたり、ガムを噛むことで免疫細胞を増やす事が可能です。
「かむリズム」が自律神経を整える
自律神経のバランスを最も手軽に整える方法は、一定のリズムをつくることです。私たちは、母親のおなかの中にいたとき、母親の心臓音を聞いています。ですから、一定のリズムに心地よさや落ち着きを感じるのです。また、ストレスがかかると体は緊張した状態になり、血流も悪くなります。一定のリズムで噛むことによって自律神経のバランスが整ってくると、悪化していた血流が回復するので、緊張が解けてストレスも軽減されてきます。一定のリズムで噛むことで、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が低下するという実験結果もあります。一定のリズムで噛むことによって自律神経が整い、その結果ストレスも軽減されると考えられます。日常の中の「かむリズム」が多ければ多いほど、自律神経は高いレベルで安定します。
「かむリズム」の具体的な実践方法
まず食事です。急がず慌てず、噛むことに意識を向けて、今まで20分で食べていたなら、倍の40分かけて食べるつもりで、ゆっくり食べましょう。午前と午後の食間に、ガムを5~15分程度噛むのも、お勧めです。1分間に何回噛むとかひと口何回などのルールを設けると、逆にストレスになってしまう場合もあるので、自分が最も心地いいと感じるリズムで噛んでください。また、噛むことは睡眠の質を上げる効果も期待できます。朝は少し早く噛んで交感神経の働きを高め、睡眠前の夜は少しゆっくり噛むと副交感神経の働きが高まり、心地よい眠りを得やすくなります。年齢に関係なく、誰でも手軽に始められる「かむリズム」を実践し、健康な日常に繋げましょう。

明日も頑張れますように。。。

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