腰痛の原因にはさまざまなものが考えられますが、日頃の姿勢や生活習慣が招く、座り方や姿勢、長時間の立ち作業など、生活習慣による筋疲労やからだのゆがみも大きく関与しています。
長時間同じ姿勢を続けていると、腰の筋肉が緊張した状態が続いて筋疲労を起こし、痛みを生じる場合があります。
また、気がつけばいつも猫背になっている、座るときに足を組む、いつも片足に重心をかけて立っているといったクセにより生じるからだのゆがみも、痛みを生じさせる原因の一つです。
働く世代にとっては、労働環境と腰痛の関係も深く、いわゆる「腰痛持ち」が多い職種も存在しています。
ここでは、生活習慣や労働環境が招く筋疲労による腰痛、またその予防のコツについて解説します。
長時間同じ姿勢をとり続けるリスク
私たちのからだは、常に重力の影響を受けています。
重力に逆らってからだを支える筋肉の力があってこそ、さまざまな姿勢を保つことができるのです。
椅子に座る、立ち上がる、荷物を持ち上げるといった普段なにげなく行っているさまざまな動作は、筋肉の支えなしには維持できません。
ところが、同じ姿勢を続けていると、筋肉が緊張したままになるため、疲れや血行不良による腰痛が出やすくなります。
同じ姿勢が続く場合は、こまめに休息をとり、ストレッチをするなどして、からだをほぐしましょう。
からだのゆがみを引き起こす生活習慣
からだをゆがませる原因となる生活習慣にはどのようなものがあるのでしょうか。当てはまるものはないか、チェックしてみましょう。
からだをゆがませるNG習慣
・椅子に座ったときに、つい足を組んでしまう
・床に座ると、いつも決まった方向に横座りをする
・片足に重心をかけて立つ
・前のめりの姿勢でスマホを操作する
・寝転んでテレビを見る
腰痛につながりやすい作業と予防のコツ
生活習慣や労働環境から生じる腰痛のリスクを減らすには、腰に負担をかけない立ち方、座り方をマスターすることが大切です。
立つ場合でも座る場合でも、長時間同じ姿勢でいるのはおすすめできません。
適度な頻度で姿勢を変えてからだを動かす、正しい姿勢を意識するなどで、腰痛を予防しましょう。
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